シルバニアファミリーっぽい馬10傑
「あの日、わしはターフを駆けるシルバニアファミリーの姿を見た」
30年後、40年後、自分が年寄りになったら競馬場で楽しそうに競馬を見る若者に語りかけようと思っている言葉だ
その昔、一生懸命にターフを駆けたシルバニアファミリーっぽい馬がいたということを後世に伝えたい
そんな想いを持ってこの記事を書こうと思う
あの独特な人工物のような毛ヅヤ、キラキラと輝く瞳、そんなシルバニアファミリーのような馬たちを紹介します。
頭数は10頭 シルバニアファミリーっぽさで順位をつけてご紹介
せっかくなので馬ごとに写真を載せようと思ったのですが、写真を集めたらだいたいみんな
こんな感じなので省きます。
どんな馬なのか気になる人は調べてください
10位 アイスフォーリス
父ステイゴールド 母リリウム
主な戦績:オークス(G1)3着 フローラS(G2)2着 ノベンバーS(1600万下)1着
シルバニアファミリー界のアイドル的存在。シルバニアファミリーっぽい馬の中でも馬の要素が大きい馬。馬8のシルバニアファミリー2といった割合。現役引退後のチチカステナンゴを彷彿とさせる可愛さ。アイスフォーリスてゃん。
9位 バトルブレーヴ
父ジェニュイン 母ユニバース
主な戦績:小倉サマージャンプ(J.G3)1着
障害を飛越するその姿はまさに空飛ぶシルバニアファミリー。障害馬としてのイメージが強いが、平地でストラタジェムにタイム差なしの2着、ポップロックの2着、3着と実績馬相手に健闘している。関ヶ原Sを勝った頃が最もシルバニアファミリーっぽい。ツーデイズノーチスの兄。
8位 アップトゥデイト
父クロフネ 母リニアミューズ
主な戦績:中山グランドジャンプ(J.G1)1着 中山大障害(J.G1)1着 小倉サマージャンプ(J.G3)1着 全日本2歳優駿(Jpn1)3着
またまた空飛ぶシルバニアファミリーの登場。オジュウチョウサンに3コーナーで捕獲されるタイプのシルバニアファミリー。今週の中山グランドジャンプに出走予定。シルバニアファミリーっぽい馬界の威信をかけて障害界の絶対王者オジュウチョウサンに挑む。がんばれ。
7位 ロザナラ
父シンダー 母ロザワ
主な戦績:マルセルブサック賞(仏G1)1着 フランスオークス(仏G1)2着
フランスが世界に誇るシルバニアファミリーっぽい馬。初めて見たときに「これがフランスのシルバニアファミリーか…」とえらく感動した。ちなみに仏オークス2着後のナッソーSでロザナラは2番人気に支持されたが、同レースで3番人気に支持されていたのがソウルスターリングの母スタセリタである。
6位 ダテノハクトラ
父クロフネ 母ゴールデンページ
主な戦績:米沢特別(1000万下)1着 大倉山特別(1000万下)1着
泥んこになりやすいシルバニアファミリー。2015年に勝利した米沢特別では、2着にハコダテナイトが入ったことで河内孝夫の歴史的ワンツーとなり、その年以降4月25日は「福島競馬場が函館になった日」として福島の競馬民のあいだではあまりにも有名。春の福島最終週、いよいよ来週ですね。
5位 フォギーナイト
父タピット 母シャンパンドーロ
主な戦績: ヒヤシンスS(OP)4着
シルバニアファミリーの下半身暴れん坊将軍。シルバニアファミリーの対象年齢は3歳以上だからね。頼むよ。
4位 ダノンプラチナ
父ディープインパクト 母バディーラ
主な戦績:朝日杯FS(G1)1着 富士S(G3)1着
正統派シルバニアファミリー。府中で未勝利を勝った頃が最もシルバニアファミリー感あった。ディープインパクトで思い出したけど、初年度産駒が近々デビューのロードカナロアもディープと同じくホモ鹿毛のため栗毛の子が生まれない。覚えておくように。
3位 モリトシラユリ
父クロフネ 母サイレントラヴ
主な戦績:フェアリーS(G3)3着
昨秋の東京開催でモリトシラユリを初めて見たときに思わず二度見した。シルバニアファミリーを競馬に使ってはいかんいかんインカンテーション。色ムラのないシルバニア感溢れる馬体と黒いたてがみ黒い頭絡が絶妙のマッチング。シルバニアファミリーの「にぎやかツリーハウス」セットに混じっていても違和感に気づく自信がない。
2位 マウントロブソン
父ディープインパクト 母ミスパスカリ
主な戦績:スプリングS(G2)1着
小顔でとにかくかわいい。ピカピカの黒い蹄もかわいい。このレベルまで来ると馬3のシルバニアファミリー7の割合。弟のポポカテペトルもかなりシルバニアっぽい。マウントロブソンとポポカテペトルの母ミスパスカリはクロフネの妹。シルバニアの偉大なる母ブルーアヴェニューに感謝。
1位 レーヴディソール
父アグネスタキオン 母レーヴドスカー
主な戦績:阪神JF(G1)1着 デイリー杯2歳S(G2)1着 チューリップ賞(G3)1着
容姿はもちろんのこと、走るフォームもシルバニア。そして新馬戦の鞍上もシルバニアっぽい人。まさに走攻守三拍子揃ったシルバニアファミリーっぽい馬。初仔のアラバスターもなかなかのシルバニア感。現役時代に実現できなかったアイスフォーリスとのシルバニア対決。レーヴドスカーの16とアイスフォーリスの16によるシルバニア代理戦争が今から楽しみ。
以上、後世に伝えたいシルバニアファミリーっぽい馬10傑でした
異論がある人は勝手にやってくれ〜